WHERE ARE YOU GOING WITH FOLBOT? 05
LOGがプロモーションのサポートをさせていただいているアウトドアブランド「Folbot」のフォールディングカヤックに乗り、様々なロケーションでのカヤックの楽しみ方や魅力をお伝えしていく連載企画。
徐々に気温が上がり陽気を感じる春は、アウトドアで過ごしたい気分も高まる季節。2022年の春は横浜の大岡川での花見クルーズを楽しみましたが、2023年はロケーションを変えて南伊豆の河津桜を見に、青野川を訪れてみました。
河津桜は開花が早いため、2月中旬ごろから見頃になります。今回の撮影は3月の上旬におこないましたが、一部葉桜もありシーズン終盤。それでも、天候に恵まれ満開の河津桜に囲まれながら、川下りを楽しむことができました。
今回の出発地点は、太平洋に面する弓ヶ浜から青野川を5kmほど上流に遡ったところにある前原橋付近。近くの道路沿いに停車してカヤックを下ろし、川沿いの遊歩道まで運びます。
ちょっと持ち運ばなければいけない時に、バッグに入れた状態で手軽に持ち運べるのが、収納サイズがコンパクトな折りたたみ式のカヤックの良いところ。
川沿いの遊歩道でカヤックを組み立てていきます。Folbotのカヤックは大人一人で組み立てができ、手順を覚えて慣れれば15〜20分もあれば組み立て完了します。
階段のスロープからカヤックを下ろし、乗り込んでいざ出艇。
この付近は川幅が狭く立てるぐらい水深も浅いので、ところどころカヤックの船底を擦ってしまいそうな浅瀬や岩が飛び出している箇所も。船体をぶつけてしまわないよう慎重なコース取りで進んできます。
川は流れがほぼ無いため、揺れも少なく安全に漕ぐことができます。
Uターンして上流に向かって進むこともできるので、行ったり来たりしながらのんびり花見を楽しむのも良いですね。
川岸の桜と菜の花を眺めながら優雅に川下り。
途中、岩場により漕いで進めない箇所があり、一旦上陸して川岸を歩いてカヤックを運びます。
カヤック2艇を運ぶ場合、1名1艇ずつ運ぶのではなく、写真のように二艇並べて前後を持てば楽に運ぶことができます。
乗り直した後は、少し川幅が広がり漕ぎやすくなりました。 この付近には「道の駅 下賀茂温泉 湯の花」があり、車を駐車しておくこともできます。道の駅から出艇して下流に進みまた戻ってくる、というルートも手軽でおすすめです。
花見の時期は道の駅の駐車場が有料になり、駐車する場合は500円の料金がかかります。料金を支払えば1日中停めておくことができ、近隣の3カ所の関連駐車場にも停めることができて便利です。休日は混雑が予想されるので早めの入場を。
道の駅を過ぎて川を下るにつれて、さらに川幅が広くなっていきます。高い建物は無く、里山に囲まれたのどかな田園風景の中を下流へ。
途中、石で作られた堰が横切っているポイントがありましたが、完全に塞がっているわけではなく、川下に向かって右手側に細い通路があり、通り抜けることができました。
スタート地点から約2.5kmほど進んだところにある、青野川ふるさと公園が今回のゴール。駐車場手前の川岸で上陸しやすいところを見つけ、そこからカヤックをピックアップしました。
今回は、距離が短く流れも緩やかだったこともあり、かなりのんびりとした桜を愛でながらのクルージングでした。
そのまま弓ヶ浜まで下って海まで出ることもできるようですが、青野川ふるさと公園から先は桜の本数が減り、見どころも少なくなっていきます。
Author : akt