キャンプ業界のこれからを考える企業交流会「BtoB CAMP Vol.2」
「BtoB CAMP Vol.2」
2022年の秋の終わりごろ、山中湖湖畔にあるキャンプ場「The 508」にて、LOG主催のキャンプ・アウトドアに関わる事業者による交流イベント「BtoB CAMP」を開催。
第二回ということで前回を上回る20社にご参加いただきました。
ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。
<BtoB CAMP Vol.2>にご参加いただいたみなさま
※順不同
BtoB CAMPとは
そもそも「BtoB CAMPって何?」という話なんですが、僕たちLOGがテーマとして掲げていることの一つに、「キャンプを日本のライフスタイルとして根付かせていきたい」という想いがあります。
2010年以降、徐々に盛り上がりを見せ、新型コロナウィルスの影響を受けて加速したキャンプブーム。キャンプ人口が増え、多くの方が各々のスタイルでキャンプを楽しまれているのを見ると、キャンプというものが休日の過ごし方のひとつとしてだいぶ定着してきた印象を受けます。
ただその一方で、まだまだ流行りの域を出ていないなと感じる要素も多く、ブームの失速と共にキャンプ離れが起こってしまうのではないか、という懸念もあります。これからもキャンプが廃れることなく、日本のライフスタイルにしっかり根付いていくためにはどうすればいいのか、そういったことを考え、出来ることをしていくことを目的として、僕たちは2022年の夏から「BtoB CAMP」というこのイベントをスタートさせました。
キャンプ&アクティビティの拠点 山中湖の「the 508 」
第一回に続き、会場として利用させていただいたのは、山中湖の湖畔にあるキャンプ場「the 508」。
山中湖エリアは、カヤックやSUPに乗ったり、周辺の山でハイキングを楽しんだり、湖畔をサイクリングしたりと、キャンプをしながらアクティビティを楽しむのに最適なロケーション。
さらに、関東都心部からのアクセスも良く利用しやすいので、僕たちLOGのメンバーは以前から、キャンプや撮影などでよく利用させてもらっています。
今後、複合的なアウトドアの拠点としてさらなる発展が予想される注目のエリアで、「BtoB CAMP」の主旨にも通ずるところがある環境です。
「the 508」にはカフェが併設されていて、モーニングプレートや特製カレー、季節のフルーツを使ったパフェやクレープなど、バラエティ豊かなメニューが充実。
キャンプではただでさえ設営・撤収などで疲れるので、時には料理はサボって手軽に楽しむ、というのも選択肢の一つだと思います。
今回のイベントでは、通常のメニューとは異なるビュッフェスタイルの特別メニューをご用意いただきました。 豪華なメニューに興奮気味な参加者のみなさま。
積極的なコミュニケーションがおこなわれた交流会
カフェスペースでの交流会の様子。会場では約4時間に渡って、各事業者の自己紹介やプレゼンの時間を挟みつつ、積極的な交流がおこなわれました。
イベントの主旨に共感して参加してくださっていることもあり、みなさんの目線も近く、コミュニケーションもスムーズ。立ち話の中で、次の機会には一緒にこういったことをしましょう、と先に繋がるやり取りが交わされるケースも見られました。
交流会の後は、屋外のテントに戻りキャンプをしながらの第二ラウンド。20人以上収容可能な大型テントの中で、歓談を楽しみました。
こうやって一晩を共に過ごすことで、時間を共有した者同士の心の距離がグッと近くなる、というのもキャンプが持つ大きな魅力の一つ。このイベントでの出会いをきっかけに、各事業者による新たな取り組みが広がっていくことを、心から願っています。
BtoB CAMPのこれから
これまでの2回の開催で、数社単位での新たな取引や共同の取り組みは既に多数成立していて、参加してくださった方々からは好評をいただいている「BtoB CAMP」。
ただ冒頭に述べた通り、僕らがこのイベントを通してやりたいことは、もう一歩先の大きな取り組み。
今後は少しずつ規模を広げながら、業界の課題解決に向けた取り組みなど、「キャンプを日本のライフスタイルとして根付かせていく」ためにできること、を形にしていきたいと思っています。
Author : akt