五光牧場オートキャンプ場

みなさんは、好きなキャンプ場はどこですか?と聞かれたら即答できるキャンプ場はありますか?

最初に訪れてから10年以上の月日が流れたけど、その間ずっと僕が好きなキャンプ場第1位は五光牧場オートキャンプ場。

今回LOGを立ち上げるにあたって、やりたかった企画のひとつが僕達の好きなキャンプ場の紹介。

「僕らのホームグラウンド」と題してLOGの独断と偏見でキャンプ場を紹介していこうと思います。

という訳で、五光牧場の好きなとこを主観で書き並べるなら楽勝と思ってたけど、今回は、僕達の大好きなキャンプ場を皆さんに紹介していく「僕らのホームグラウンド」第一弾。

てことなので、まずはマジメに五光牧場オートキャンプ場の紹介から。

 

八ヶ岳の麓、野辺山高原のレタス畑の先に広がる標高1300mの広大なキャンプ場、広さはなんと50万平米。

広大な土地には野芝が広がり、雰囲気抜群のカラマツの林間に、大きな池。美味しい天然水に、空から降ってきそうな星空。もちろん区間サイトなんてナシ。


もう、細かい紹介なんて必要ないくらい、おおらかで規格外なキャンプ場です。
決して面倒くさくなった訳ではありませんが、マジメなキャンプ場紹介はHPにしっかり記載されてるので、そちらをご参照ください笑。

五光牧場オートキャンプ場公式サイト


さて、ここからが書きたかった100%主観に基づく五光牧場のご紹介。

五光牧場の特徴は、なんといっても手を入れすぎず、ありのままの自然を大事にしている点です。

キャンプ場として考えれば、造成して平地を多くした方が収容能力は増えるし、農薬や肥料を使った方が芝はより綺麗になる。街灯とトイレがたくさんあれば利用客はきっと便利。

もし、あなたがキャンプ場を作るなら、きっとそんなことを考えてしまうのではないでしょうか?

 

でも五光牧場は全くその逆。斜面は多いし、道は舗装されていなくて凸凹。トイレは面積の割に少ないし、街灯なんてない。実際、口コミの中には不便なのでリピートしないなんて書き込みもチラホラ。

でも裏を返せば、それだけ自然に近いキャンプ場なんです。

 

では、どうしてそんな不便なキャンプ場が好きなのか?

もちろん人工的な要素を排除した写真が撮れるといった楽しみもありますが、それ以上に私が虜になったのはその空気感。人工的に作り込まれたものとは違う、自然の存在感が圧倒的なんです。

 

朝昼晩の表情然り、春夏秋冬の彩り然り。

 

それは30年という歴史がそうさせるのか、50万平米という広大な敷地がそうさせるのか分かりません。でも、間違いなくそこに行かないと味わえない空気感があるんです。

自分達の子供や孫の代に、できるだけ今の状態で受け継いでいきたい。そう思わせてくれるキャンプ場。

結局、主観で語るキャンプ場紹介なので、へっぽこな文才では説得力がイマイチ。写真ならもう少し空気感が伝わるかもしれません。

 

こちらは秋の五光牧場。カラマツが黄金に輝く夕刻は、野芝に残るグリーンと相まって圧倒的な空間を作り出してくれます。

当時、この写真を見て、たくさんの方から場所について問い合わせを頂きました。

 

 

同じく秋の五光牧場。夕日を浴びて真っ赤に燃えるアカマツ。

アカマツの葉が風に吹かれてテントにカサカサと落ちてくるのもこの季節ならでは。



こちらは新緑の五光牧場。場所によっては空が開けた空間もあり解放感があります。敷地が広大なため様々なロケーションを楽しめます。

 


夏の五光牧場。さすが避暑地で有名な清里まで10分強のロケーション。きれいな野芝と濃い木陰は都会の暑い夏を忘れさせてくれます。

 

 

池のほとりの夕焼け。五光牧場に行くと結構な確率で綺麗な夕焼けに遭遇します。

 

 

冬の五光牧場。冬季休業してしまうキャンプ場もあるなか通年営業はありがたい。雪が降ると全く違う世界が広がり、他では味わえない空気感を味わえます。

とんでもない寒さと共に。


少しでも空気感が伝わったでしょうか?



最後に個人的な話で恐縮ですが、五光牧場は大切な友人との縁を取り持ってくれたキャンプ場。
まさか自分の人生の中で、キャンプ場に感謝する日が来るとは思いませんでしたが笑。

みなさんも是非、自分のお気に入りのキャンプ場を見つけてください。
もしかすると、キャンプ場に感謝する日がやってくるかもしれませんよ!

Author : neru