日本のアマルフィ知ってる?海も山も欲張っちゃえるデイハイキング
普段山へ登ろうと思った時は六甲山、金剛山など有名な山に行きがちなやべとはまですが、やべはまが住んでいるエリアから気軽に行けて、歩きたい場所を繋げてトレイルを作ろうと始まったこのハイキング。

やべ
ハイキング中心に山で遊ぶことが多く、最近はクライミングにハマっている。
はま
休日は関西や長野の山を楽しむハイカー。
道の駅めぐりが大好き。
最近は夫の影響で釣りにも行き始めた。
海鮮が食べたいよね、とはまの呟きから始まり、海歩けちゃうんじゃない?と盛り上がるやべ。海を眺められる絶景スポットってあるのかなと行きついた章魚頭姿山(たこずしやま)。今回は和歌山県の雑賀崎(さいかざき)エリアを開拓することに。時期は地元の海鮮が食べられる丼まつりの期間中に歩こうと企画した。
まず降り立ったのはJRきのくに線紀三井寺駅。のどかな街で駅のホームからは紀三井寺が拝めてゆったりとした時間が漂っているのが伝わる。駅からワクワクしながら進むとそこには海!近い!

おっ!なんだか他にも見所が多そうだ。

見えてきたのは慶安4年江戸時代初期に構築された〈三断橋〉。このトレイルは歴史が深い。

橋の先は島になっていて、回り込むと舞台のような新しい建物を発見。ここは水上楼閣として、和歌の浦の絶景を眺められる場所として親しまれてきたようだ。時代を経ても、地元の人が手を込めて守りたいこの景色が美しく、しばらくこの景色を眺めて楽しんだ。
30分くらい足を進めると待ちに待った海鮮市場〈おっとっと広場〉に到着。

県外からのお客さんもたくさんいる人気っぷり。何食べよう〜と話しながら店内に入ると魚がズラリで迷う迷う。ご当地で旬の生しらす丼は必須だね。といい旬の魚が入った天丼も気になるはま。この2種類をチョイス。

お腹が満たされたところでさぁ本格スタート。

雑賀崎を目指し海沿いを歩く。

3年前にリニューアルされた遊歩道の途中には奇岩の〈蓬莱岩〉がドンと目立って聳え立つ。ちょうど潮が引き岩へ近づくと、大きな水たまり。


水族館みたいやな〜と思わぬ瞬間に感動。魅了されて時間を忘れてしまう。これはまだ旅の4分の1。もうしばらく楽しんでいたいが、名残惜しいけど先に進もう。


このあたりは観光客も訪れるようだ。

漁港ならではのバスケットゴール。釣り人で賑わっている光景も山歩きにはなく新鮮。
トンネルを抜けると急斜面に建つ住宅の風景が目の前に広がった。ついに日本のアマルフィにたどり着いた。


住宅街の中へ入り込むと迷路のような坂道。

先には〈レモンの丘〉と呼ばれる雑賀崎の街並みを一望できる公園が位置する。

海の景色を楽しみ、ここがとうとう半分地点。山側へ移動中、ハプニング発生。前方から猛スピードでやってくる大きな野犬。和やかなムードが一瞬で張り詰める。息を潜める2人。その横を野犬は駆け抜けていく。ことなきを得た。
ほっとしたやべはまは、潮騒の小道を通り山側へ向かう。

その頃には日も暮れ始め、夕方に章魚頭姿山に到着。
山頂からは夕日の沈む海だけでなく、和歌山市内に広がる街の景色も楽しめた。

この締めくくりに相応しい景色を堪能したやべはまは、スタート地点の紀三井寺へ向けて帰路に着いた。
漁港として知られる雑賀崎ですが、ハイキングという視点で楽しむことでその土地の歴史と見所に出会うことができました。
やべはま作のトレイルは大満足の第一弾であった。
Text: やべ & はま