Lightrockと行く、安心の山旅

こんにちは。

LOGのメンバーと一緒に山を歩いたり温泉を巡ったりしている、秘湯を愛する週末ハイカー、ガッキーと申します。

2026年のゴールデンウィークは、これまで熊野古道や北アルプスを一緒に旅してきた山友達と、那須岳の奥地にある三斗小屋温泉郷へテント泊に行ってきたので、その様子をレポートします。

 

 

登山口からまっすぐ向かえば2hほどで辿り着ける、自分の足で歩いて行く秘湯・三斗小屋温泉郷。明治時代までは採掘された銀を輸送する牛車が通る街道だったそうで、とても歩きやすい。

今回の宿は温泉郷にある煙草屋旅館のテント場。

眺望が良いわけではないですが、穏やかな雰囲気で落ち着ける、テント泊好きハイカーに愛される人気のテント場です。

 

 

煙草屋旅館の象徴である、那須の峰々を眺められる野天風呂。透明で、サラッとなめらかな泉質です。晴れた日は夕陽がとても美しいですが、当日は霧雨…それでも、水墨画のように雄大な景色に圧倒されて、思わず長湯してしまいました。

はじめての野天風呂体験だった同行の3人はすっかり気に入ったようで、昼、深夜の足湯、朝風呂と、ふやけるまで温泉ざんまいしていました。

(野天風呂は時間単位で男女入れ替え制)

 

 

この日のテントは全員Pre TentsのLightrock 1P。僕は別のULテントも所持していますが、天気が良くない時はこのテントをチョイスしがち。

この日は定番カラーのピューターが2つ、ホワイトが2つ、ピンクが1つ。

カラフルな色合いが特徴のLightrock 1Pですが、僕のテントは雪山から浜辺まで日本中を旅して酷使してきたため、もはや緑色のように変色しています。

日本一汚ないLightrock 1Pを自負しています。

 

 

温泉を楽しんだ僕ら4人は、あとはテントで朝までひたすらゴロゴロするだけ。担いできたワインを楽しみながら、少しずつ口数が少なくなって寝落ちする人、もう一度温泉に入りに行く人、Lightrockのインナーメッシュを半開して顎を乗せて楽な体勢を研究しだす人など、究極にヒマで怠惰でリラックスした時間を過ごしました。

 

 

…のつもりでしたが、23時ごろに突如、悲鳴で目覚めました。(山のテント泊では20時消灯が鉄則)
と同時にテントが強風でバタバタ大きな音を立てて靡いている事に気づきました。急いでテントから這い出てみんなの安否を確認したら、テントが爆風で半分浮いたそうです。

すぐに弛んでいた箇所のペグを打ち直したらテントがしっかり地面に張り付きました。ジャンボジェット機が頭上を何度も飛んでいくような轟音が鳴り続ける状況でもテントが風を遮ってくれて、安心して朝までぐっすり寝入ってしまいました。

(あとから知りましたが、当日は全国的に様々な被害が出た強風の1日だったようです)

 

翌朝、テントのチャックを開けたら、目の前に雪景色が。

ゴールデンウィークなのに積雪、衝撃的な光景でした。

朝風呂では、「兄ちゃん、あの餃子みたいな可愛いテントの人かね!昨夜は大変やったやろな、生きてて良かったな」と小屋泊していたおじさん達が気遣ってくれました。

同じくテント泊していたおじさんはテントが倒壊してしまい、風への恐怖で朝まで寝られなかったらしいです。

 

過酷な夜を生還したおじさん達と謎の仲間意識が芽生え、これまでどんな温泉に浸かって来たのか、この夏はどこへ大冒険に行くのか、のぼせそうなほど話に大いに華が咲きました。出自や年齢に関係なくすぐに友人になれるのも、山という環境の素敵なところだなと思います。

 

 

天気が晴天に回復したので、復路は那須の絶景を眺めながら下山。荒涼とした火山帯と新緑の森林帯のコントラストが美しい山容。那須岳ならでは光景を観れた事に感動し、4人は帰路につきました。

 

 

と、ここで旅が終わらないのが我ら。

山の周りの街並みや文化、人々の生活も含めて、自分の足で歩いてみて、その山の地域全体の事を記憶に留めたくなります。

というわけで、那須の麓街のグルメ探訪へ。

 

黒磯の巨大唐揚げランチ、那須牛乳のヨーグルトソフト、那須の空と新緑の森を眺められるサウナで休憩を挟んで、少し足を延ばして宇都宮の夜の街へ繰り出す。

僕の山友が営む天ぷら料理店で白子天と東北の銘酒のマリアージュを楽しみ、〆の宇都宮餃子のハシゴ酒まで。

ベロベロになるまで東北の夜を楽しみました。

登山前よりも確実に太ってます。

 

 

可愛いくて、爆風に強いフォルムのLightrock 1P。

これからも頼もしい相棒と一緒に、日本全国の温泉を巡りたいと思います。

 

 

Text: ガッキー