マウンテン グルメ ラボと箱根登山 〜 キャンプ飯としてのポテンシャルを探る

LOGでも販売している「マウンテン グルメ ラボ(MGL)」。

「山でこそ美味しいものを食べたいんだ!」を合い言葉に、シェフが生み出すレストランクオリティーの山飯をリリースしている、いま大注目の新進ブランドです。LOGメンバーの笈川が山で食べたときにその美味しさに感激して、取り扱いを開始させていただいたという経緯があります。


そんなMGLメンバーと一緒に登山をすることに。向かったのは箱根です。

メンバーはLOGから、鈴木と笈川。MGLチームは、プロデューサーの三好さん、シェフの田嶋さん、そして営業担当のテツさん。

 

このMGL。もちろん山で食べても美味いんですが「キャンプ文脈でも絶対良いよね」を考えるという裏テーマもありました。

箱根湯本駅から、ゆっくりと湯坂路を強羅方面に登って行くこと約3時間。浅間山の近くにある気持ちの良い草地でキャンプ飯としてのポテンシャルを語り合います。

 

三好さん:僕たちとしては、キャンプの時の朝ご飯としても良いんではないかなと思ってるんです。特に「山椒七味香る豚汁雑炊」は、寝起きでも掻き込める食べやすさです。日本人の朝にはやっぱり味噌が合いますよね。


鈴木:1泊2日のキャンプだと、2日目の朝は撤収などで忙しくて、手の込んだ料理をするタイミングがないですからね。


笈川:同様に、キャンプ場に到着して設営するときってだいたい昼時だから、さっと作れる昼食としても良いですね。


鈴木:コンビニとかで買ってきた出来合いのもので済ませることが多いしね。

 

三好さん:いま新パッケージを開発していて、それが完成すればお湯を注ぐだけで完成しちゃうので、洗い物も出ませんし。


笈川:なるほど、いままでだったら鍋に入れて沸騰させる必要がありましたけど、それすらしなくて良いとなるとかなり時短にもなりますね。


鈴木:キャンプあるあるなんですけど、どうしても食材を持って行きすぎるんですよ。それでだいたい余っちゃっていつももったいないなあと思ってるんです。MGLを上手い具合に活用していけば、フードロス的にも良さそうですよね。


笈川:そうなんですよね。料理好きが集まるキャンプとか、豪華ではあるんですけど、食べきれないほどの量ができちゃうこともよくあります(笑)。


三好さん:山に持って行く前提なので、ゴミも最小限です。涼しい季節の山のテン泊の時にやったりするんですけど、一枚良い肉を冷凍してもっていって、行動中に自然解凍。テン場でそれを焼いて、一緒にMGLを食べるのも良いんですよ。これはソロキャンプの人にも向くんじゃないですかね。


笈川:お酒のアテにもなりますよね。酔っ払ってても作れますし(笑)。


三好さん:新作としてお湯を注いでかき混ぜるだけで出来上がる「MGLクイック」というシリーズも出ますので、泥酔してても作れますよ(笑)。


笈川:いま食べている「すじ青のり香るポテトピュレ」ですよね。これ簡単なのにめちゃくちゃ美味いです。副菜としてもピッタリですよね。

 

田嶋さん:お酒とのペアリングもいろいろ試してみてほしいです。たとえば、「鶏と舞茸のシェリー煮込み」ですが、フランスのジュラ地方に行ったときに食べた「コック・オ・ヴァン・ジョーヌ」という料理が原型になっています。ぜひ、その地方特有のミネラル感の強い白ワインと合わせてほしいです。「山椒七味香る豚汁雑炊」だったらやはり日本酒が合いますし。登山と違って、お酒をいろいろと持ち込めるキャンプだからできることだと思います。


三好さん:田嶋さんがやっている小料理屋「namida」に行くたびに思うのが、料理はもちろん、その背景にあるストーリーが楽しいんです。だから、そういうものもセットで提供するというのはありなんじゃないでしょうか。ラベルの裏面やホームページには、そういったストーリーも載せているのでぜひ読んでみて欲しいです。


鈴木:たしかに、ホームページの2人のコメント面白いですよね。「ラムと豆のトマトシチュー」に書いてある「荒野でピクニックをするフランス人を思い描きながら召し上がってください」とか(笑)。そういうウンチクと一緒に提供したら、盛り上がりそうです。


田嶋さん:アレンジメニューなどにもチャレンジしてみて欲しいですね。僕としてはこれが完成形ですが、そこからさらに食べる人の好みなんかを反映してもらっても面白いと思っています。それはある種、お客さんとのコラボです。

 

あらためて考えてみると、でるわでるわ。キャンプ飯としてのMGLのポテンシャル。

浅間山の頂上でマウンテングルメを楽しみますが、やっぱりめちゃくちゃ美味い。登山、キャンプ文脈どころか、普通にホームパーティなんかで出しても喜ばれるはず。それはそうでしょう。だってレストランクオリティなんですから。

 

 

 Author : 櫻井 卓

あなたへのおすすめ