neru mag vol.30「モノ作りの理想」
おはようございます。
前回、GW中にもう1本書くと宣言しておきながら書けなかったネルマガです。
時間のある方はお付き合いください。
neru design worksが作る道具に込める思いは色々ありますが、
”あったらいいな”
”長く使える”
という部分は大事にしているところ。
ハンガーや小皿、neru no bag、キャンプに持ち出せるwaxとoil、など脇役的な商品が多いのは、
”あったらいいな”
の思いがカタチになっているのだと思います。
メーカー視点なら、普通はこういった脇役商品をわざわざ作ったりしないですよね、少なくとも優先順位は低い。
それでも作るのは、
”あったらいいな”
と思うから。
せっかくモノを作る立場にいるのだから、市場ニーズとか販売数量とか、そんなことに縛られずにモノを作りたい。
とは言え、本当に大丈夫か? と正直不安になります。
そんな時は皆さんの声を聞く。
SNSで皆さんと直接繋がっていることに感謝です。
少し話がそれましたが、もう一つのコンセプトは、
”長く使える”
これは、自分のライフスタイル全てに共通しています。
買った時がピークで年数が経つほど価値が落ちていく、そんなモノは持っていたくない。
モノを作る立場で言えば、古くなったから捨てようと思われないモノを作りたい。
「経年優化」
していくモノ作り。
うちにはボロいブランケットがあります。
破けたところは補修してあって、かなりヤレてますが手放せない。
むしろお気に入り。
古くなって捨てられるものと捨てられないものの差はなんだろう?
もちろん耐久性や機能性が維持される、ということは当たり前なのですが、それだけではそんなに長く使ってもらえない。
飽きられないデザイン、素材自体の経年変化、使い勝手、そういったことをどれだけモノ作りに反映できるか。
写真のneru no bagはきっとクタクタになった頃、手放せない脇役になってるはず。
小皿は、焦げ付いたり縁が欠けた頃、きっと存在感が出てくるはず。
奥が深いテーマなので、この先もずっと追いかけることになりそうです。
と、一通り勝手な思いを読ませてしまったので、直近販売開始予定の商品についてご報告です。
浅型・深型シェラは今月末
ホットサンドは今月末頃
アルミダッチは来月
中型の斧は7月頃
の販売開始に向けて準備中です。
販売にあたっては、現在のオンラインページではなく新しいサイトからの販売となります。
詳細はもうすぐ発表させていただきますが、新しいプロジェクトの一環としてプラットフォームとなるサイトを構築中です。
そんな事情でしばらく、斧、鉈、ハンマー等の予約を受け付けていませんが、6月以降予約販売を再開できると思いますので、もう少しお待ちください。
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LOGのオーナー、neruが手掛けている自身のブランド「neru design works」で不定期配信しているメールマガジン。
通称「ネルマガ」。
neru design worksのLOGへの統合に伴い、今後の「ネルマガ」はLOGのメールマガジンから配信していきます。
また、「過去のネルマガを見たい」というご要望をこれまでにたくさんいただいていたので、LOGのジャーナルでアーカイブとして順次公開していきます。
どうぞご覧ください。
Author : neru