neru mag vol.9「キャンプを文化に」
こんばんは。
不定期のneru マガです。
このメルマガを読んでくれている皆さんは、最近キャンプを始めた人、昔からキャンプをしてる人、様々だと思いますが、キャンプを楽しむ人が増えたことは、皆さん実感としてあるのではないかと思います。
長いことキャンプをしてますが、キャンプ場がこんなにたくさんのキャンパーで賑わうようになったのは、ここ数年の話です。
10年前なんてふもとっぱらを貸し切りなんてこともあったくらいです。
だからこそ今は、いわゆるキャンプブームなんて言われているわけですが、実はもっと前にもキャンプブームがあったことをご存知でしょうか?
いわゆる団塊の世代が牽引したブームでキャンプ人口は1600万人。
なんと今のキャンプ人口のおよそ2倍!!
ちょっとびっくりではないですか?
ちょうど私が子供の頃の話ですが、いつの間にかそのキャンプブームは終わってました。
知らないうちに。。
今、たくさんの人がキャンプを楽しんでいますが、これをキャンプブームとは言って欲しくない。
ブームはいつか終わるから。
で、考えた訳です。
キャンプをブームで終わらせないためにはどうしたら良いか?
私はずっとサッカーをしてきましたが、高校生の時Jリーグが開幕。
あっという間にブームは終わりました。
でもそこからサッカー関係者は長い年月をかけて、サッカーをブームで終わらせなかった。
私もずっとサッカーと関わって来ましたから分かりますが、サッカー界が取り組んできた目標はサッカーを文化にすること。
そう、キャンプをブームで終わらせないためには、キャンプを文化にしていくしかない。
といったところで、明日からブームが文化になるわけでもなく。。。
自分にできることは、キャンプと他の要素を組み合わせて、キャンプの世界を広げていくこと。
だからキャンプとモノ作りを組み合わせるし、キャンプと写真を組み合わせるし、キャンプと車を組み合わせる。
実は車をディフェンダーから、シェビーバンに変えた理由もその一つ。
最近バンライフという言葉をちらほら聞くと思いますが、バンライフとキャンプを結びつければ、キャンプに興味を持つ人が更に増えるはず。
自分が子供の頃のキャンプは、ほぼファミリーキャンプ層のみでした。
子供が大きくなってキャンプから遠さかってブームは終わり。
でも、今のキャンプは昔とは違う。
ソロキャンもあれば、女子キャンもある、ブッシュクラフトやグランピング、アーバンキャンプ、、、いろんな層がキャンプを楽しんでいます。
キャンプが多様化すればするほど、楽しみ方も増えてちょっとずつ生活に根付いていくはず。
そうなればキャンプは立派な文化になるはず。
日本の四季や自然は自分たちが思う以上に素晴らしいです。
キャンプをするにはとても恵まれた環境にいるわけですから、日本のキャンプが世界に誇れる文化になることを祈っています。
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LOGのオーナー、neruが手掛けている自身のブランド「neru design works」で不定期配信しているメールマガジン。
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Author : neru