TFS「Yoto plus」の人気のポイントを解説

 

今回のジャーナルでは、LOGが取り扱っているTHE FREE SPIRITS( @tfstents )のテントの中でもっとも人気がある、「Yoto plus」の一体どこが良いのか、を改めてまとめてみたいと思います。


分類で言うと、いわゆる大型の2ルームタイプのトンネルテントで、THE FREE SPIRITSらしい張り姿の美しさはもちろんありますが、多くの方に使っていただけている理由はそれだけではありません。

 

これまで自分でも、このテントを50回以上は使ってきてリアルに感じたことや、イベントなどでお客様からご質問いただいた内容を基に、詳しく解説していきますね。

 

特に決め手になる3つのポイント

 

挙げれば色々ありますが、最終的にYoto plusを選んでいただく決め手になっている要素は、主に3点にまとめられるかな、と感じています。

 

必要充分な大きさと大人が立てる高さ

 

設営時の基本サイズは幅6.6m×奥行3.25m×高さ2mと、市販されている標準的な2ルームテントのサイズと同等クラスで、3〜4人でキャンプをするのにちょうど良いサイズ感に設計されています。

ドアパネルが大きく高さもあるため、成人男性でもあまりかがんだりすることが無く、ゆとりをもって過ごすことができます。

 

 

標準で付属する、吊り下げタイプのインナーテント。大人3人でゆったり、親子なら4人は横になれるサイズがあります。

私がファミリーキャンプをする時は、子2人が小学生の間は、問題なく家族4人で並んで寝ることができていました。(娘が思春期になってからは、4人並びをちょっと嫌がられるようになってしまいましたが汗)

奥側が少し狭まっているため、4枚マットを並べる時は少し重なり合う感じにはなります。

 

インナーテントは左右どちらにもつけることができるので、設営してから地面の状態が悪いことに気づいた時に反対側に付け替えられるなど、柔軟に対応可能です。

ちょっとたたみにくくはなりますが、インナーテントは取り付けたまま収納することができるのも時短に繋がるポイント。

年々設営が面倒になってきている私にとっては、かなり重要な要素です。

 

 

インナーテントを取り付けた状態でも充分な広さの前室。4人だとゆとりがありすぎるぐらいで、私は家族4人と友人夫婦の6人でリビングとして使ったこともありますが、全く問題ない広さでした。

 

これだけの広さがあるため、悪天候でテントにこもらなければいけない状況になっても、窮屈さを感じることもありません。

タープだと横殴りの雨でギアが濡れてしまったりすることもありますが、フルクローズできる2ルームであれば雨でも安心です。

なんだかんだ2ルームテントが大型テントの定番で、使い勝手いいよね、となるポイントは、色々なシチュエーションに対応しやすい汎用性の高さがあるからなのかな、と思います。

 

話が逸れましたが、ひとつ目の特徴は必要充分なテント内空間の広さ、ではありますが、この点に関しては他のメーカーの2ルームテントと変わらない要素なので、これだけではYoto plusを選ぶ決め手になっていると言えません。

このベースとなる居住性の高さを備えながら、次に挙げる2つの特徴も持っていることがYoto plusを評価していただいているポイントだと思っています。

 

ポール2本で張れる設営の手軽さ

 

ふたつ目のポイントは、設営・撤収の負担の少なさ。

フレームとなっているポールが2本しかない、というのが他の2ルームテントと明らかに異なっているところです。

単純にポールの本数が増えれば増えるほど、設営・撤収にかかる手間は増えて、テントの重量も増し、取り回しが悪くなってしまいます。


 

ポールやインナーテントを含む総重量は約11kgで、このサイズにしてはかなり軽いため持ち運びもラクで、慣れれば1人で15分ぐらいで設営できてしまいます。

気持ちいい自然の中で早くのんびりくつろぎたいのに、設営に時間がかかってなかなか終わらない、なんて、せっかくキャンプに行っているのに本末転倒ですよね。

1人で張れないテントだとソロキャンプで使うことはできませんが、Yoto plusはその点もクリアしています。1人で使うには贅沢すぎる広さですけどね。

 

イベントやSHOWROOMに来てくださるみなさまと話をしていると、キャンプ歴が長く、頻度が高い方ほど、段々と設営が負担になり、設営負荷が軽いテントを求められる傾向が強いように感じます。

小型のテントであれば、設営が簡単なのは当たり前なんですが、Yoto plusの場合、これだけのサイズがありながら、なおかつ設営が比較的簡単、というところがミソです。

 

変幻自在の設営バリエーション

 

タープに比べて悪天候時の安心感が高い反面、開放感や通気性で物足りなさを感じてしまうのが2ルームテントの弱点なんですが、Yoto plusはタープと比べても遜色ない開放的な設営をすることができます。

個人的にはこの点をもっとも気に入っています。なんだかんだ夏場には開放的に自然を感じながらのびのび過ごすのが気持ちいいんですよね。

 

 

ドアパネルもフライシート側面も跳ね上げた状態がこちら。

いかがですか、この開放感。ここまでくると2ルームテント感はほぼありません。

このフライシート側面跳ね上げを見る機会はそれほど多くないんですが、個人的にはあたたかい季節は一番おすすめの張り方なので、Yoto plusを使っているけどまだやったことがない方にもぜひお試しいただきたいです。

 


前後のメインドアパネルにはメッシュパネルも備えられています。

もちろん虫除けの目的としてメッシュを使うことはできますが、メインパネルだけ開放して他は閉めっぱなし、だとこのテントの良さは半減してしまいます。

口の中に入ってしまいそうなぐらい虫が飛び回っているなら仕方がないですが、多少ならできるだけ開け放って、最大限、開放的な気分を味わっていただきたいな、と思います。

 

 

一方で、視線を遮ったり風雨を防いだりしつつ、一部開放して通気性を確保するような展開方法もありますので、ご自身の使い方に合った設営バリエーションを模索しながら楽しんでみてください。

 

懸念点に対する回答

 

いいところばかり解説しましたが、よくご質問いただく懸念点についても触れておきます。

 

全てを満たしていて、これであれば万全です、というテントなんてあり得ませんからね。

アウトドアという環境で使う道具である以上、時には身の安全に関わることもあります。そのテントの特性を把握した上で、ご自身の要望や使用目的と照らし合わせて検討する、というのがテント選びにおいてはとても重要だと思っています。

 

耐風性はどうなの?

ポールが2本で簡単に設営できることから連想される要素としてよくご質問いただくのが、「ポールが少ないですが耐風性は大丈夫ですか?」というご質問。

 

前提として、どのメーカーのものでもこの手の大型テントは強風にはそれほど強くはありません。大きく背が高いため風を受ける面積も広いので、致し方ないことです。構造的にも2ルームテントは、ワンポールテントや半円型のドームテントよりは弱くなりがち。

感覚的には風速10m耐えればヨシ、それ以上になってくると、テントの張り方や場所、地面の状態、向き、使っているペグなどにより運次第、という感じでしょうか。

 

その上でYoto plusの耐風性を説明すると、風速何mまでは概ね大丈夫、という言い方はほとんど意味をなさないのでできかねますが、実体験として、風速10mぐらいまでは何度か使ったことがあり、煽られはするけど倒壊はしたことがない。

ということと、たくさんのユーザー様に使っていただいてますが、ポール破損のお問い合わせは年に数回程度で済んでいるので、色々な環境下で問題なくお使いいただけているのかな、という答え方が参考になるのではないかと思います。

ポールが破損してしまった方のお問い合わせを見ていると、大抵、台風のような暴風時だったり、設営途中でしっかり固定されていない状態での破損、というケースが多いですね。

 

ちなみに、必ず28cm以上のしっかりしたペグで、ボトムの8ヶ所と、8ヶ所のガイラインの計16ヶ所をペグダウンしている、というのが最低条件です。

 

本音を言えば、暴風の予報が出ている時は、無理をしないでキャンセルしましょう、というのが私の根本的な考えです。今どきの天気予報は正確ですから、前日前々日ともなればかなりの確率で当たりますからね。

前日や当日だとキャンセル料が発生してしまうかもしれませんが、無理をしてもいい思い出にならない可能性が高いですし、暴風による被害額がキャンセル料より高くついてしまうことにもなりかねませんよ。

 

スカートがないけど寒くない?

 

これも答えづらいご質問なんですが、使い方次第で、氷点下になるような環境でも使うことは可能です。

「スカートが付いている=あたたかい」になりがちですが、スカートはちゃんと使えていればそれ相応の効果はありますが、スカートを正しく使っている人、ほとんどいないんですよね。

「正しく使えている」というのは、スカートをペグで固定して地面との隙間を無くせている、ということです。

その「正しく使う」をできていなければ、無風状態でもない限り、スカートがあってもなくても似たり寄ったりです。

 

私が知っているユーザーの方で真冬の北海道の雪中でガンガン使っている方もいますし、暖房器具の活用や工夫によって、冬のキャンプでも充分使えるテントなんですよね。

 

 

と、懸念点に対しても結果的にポジティブに解説してしまいましたが、最終的にはお使いになる方の判断と対応次第で大抵の環境には対応できてしまう、オールマイティなテントかなぁ、と私は思っております。

 

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SHOWROOMや各地のアウトドアショップやイベントでおこなっている展示会に来ていただければ、実際に製品をご覧いただきながら詳しく説明いたしますので、機会があればぜひお越しください。

 

 

LOG SHOWROOM

 

Text: SU

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