彫刻師

Yangraver

僕が彼を知ったのはちょっと変わった瓢箪(ひょうたん)がきっかけ。

キャンプをする人がこれほど増える前の出来事。

 

精巧な彫刻を施したひょうたん。

 

灯りを燈すとその精巧な彫刻模様と存在感に驚かされました。

驚くほど細かく繊細で、まさに職人技。

と言っても、普通の職人技ではありません。

なんと秋篠宮文仁親王さま認定の教士として、その技術を広げる活動をしていたほど。

なるほど納得。

 

その変わったひょうたんはキャンパーの間でも広まり

ヤンタンと命名されます。

 

Yangraver

自身もキャンパーであり、その技術をキャンプで使う道具に活かそうと考えたのは必然だったのでしょう。

ほどなくスプーンとフォークが誕生します。

ご存知の方もいると思いますが、”yanspoon竹”とyanfork竹”の誕生です。

竹から材料を削り出し、全てを手作業で削っていきます。

まさに芸術作品。

 

Yangraver

モノ作りをする人はたくさんいますが、彼が他の人と違うのは技術的なレベルが驚くほど高く丁寧なだけではなく、そこに想いを込めている点。

彼が大事にしているのは”eco”と”sustainability”。

 

よく聞く言葉ですよね。

でも、これって頭では分かっていても、なかなか実践できないんです。

皆さんも身に覚えがあると思いますが、自然に優しいと分かっていても値段が高いとか、面倒という理由で使い捨ての道具を使ってしまうんです。

 

環境に優しいのでマイスプーンとマイフォークを使いましょう。

と言ってもなかなか浸透しない。

もちろん以前に比べれば格段に意識は高くなっていますが、積極的とまでは言えないのが実情。

 

では、どうすれば積極的に変えられるのか?

 

Yangraver

彼のスプーンとフォークは手作りとは思えない彫刻が施してあります。この道具を使うこと自体に特別な満足感があります。

そして、このスプーンとフォークをどこにでも持って行ってもらえるよう収納ケースが付属しています。

この収納ケースも随所に工夫があり、デザイン的にも持ち歩きたくなります。

もちろんケースは端材の革を利用するなど”eco”と”sustainability”への取り組みも抜かりなし。

 

そう、彼の作品は使いたいと思わせる”eco”で”sustainability”な作品なんです。

環境に優しいから我慢して使うというのではなかなか難しい。

自分のお気に入りの道具を使うことが結果的に環境に優しい。

こうやって環境に優しいが当たり前になっていけば、きっと意識は変わっていくはず。

 

Yangraver

そういった想いが届くモノ作りというのは、なかなか難しいけど彼は愚直にそれをやり続けています。

そんな彼がやっと自分の作品に”yangraver”というブランド名を付けました。

 

時期を同じくして立ち上げた私達のLOGというプラットフォーム。

現在LOGではTARP to TARPとneru design works、LOG、熟成兄弟×LOGという4つのブランドを扱い、それぞれの商品を自分たちの目線で皆さんに情報発信していますが、”yangraver”についても、LOGで取扱いをさせていただくこととなりました。

僕達の考え方や世界観はyangraverが掲げる”eco” “sustainability”とも通じるところがあります。

僕達なりのやり方で”eco” “sustainability”を広げていければと思っています。

 

近日中に”yagraver”の販売ページを作成しますのでお楽しみに。

 

LOGは自社製品を販売するだけのECサイトではなく、僕達の目線やコンセプトに合う商品やブランドの扱いを広げています。単なるモールではなく、LOGの世界観を反映したモール。

日本ブランドだけでなく、海外ブランド、ガレージブランドなども加えてLOGの世界観をより広げていこうと思います。

LOGの世界に参加いただける皆様との出会いを楽しみにしています。

 

Author : neru